ABOUT ON design

横浜馬車道にある設計事務所。代表の西田司をはじめパートナーは20〜30代の若手。住宅を中心に、各種施設、まちづくり、家具など幅広く展開。近作は、アーティストアパートメント「ヨコハマアパートメント」や農業実験レストラン「六本木農園」など。

 

 

有限会社オンデザインパートナーズ

一級建築士事務所
神奈川県知事登録第13306号

【TEL】 045-650-5836
【FAX】 045-650-5837
【mail】 nishida@ondesign.co.jp
【所在地】横浜市中区本町5-49本町ビル401


設立:2002年3月
資本金:300万円
従業員数:7名
取引銀行:三井住友銀行横浜駅前支店
会計顧問:和田谷会計事務所

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ABOUT Architect

西田 司 Osamu Nishida

1976年神奈川生まれ。横浜国立大学卒業後、

建築設計スピードスタジオ設立、共同主宰。
2002年より東京都立大学大学院助手(-05年)

 

2004年よりオンデザインパートナーズ代表。
(略称オンデザイン。)

 

2005年より首都大学東京研究員(-07年)横浜
国立大学大学院助手(-09年)神奈川大学非常勤
講師(-08年)東京理科大学非常勤講師(-09年)を兼任。

 

著書に「ロジホン」「Re-city」「ON DESIGN PRINT]
現在、新建築住宅特集にて「まち居住」連載




 プロセスこそ作品、について


常々感じるのは、「ある建築を実現しようとするときには、びっくりするほど様々な過程を通過する。」ということだ。
僕は、その過程で、できることなら、自分が事前に想像している範疇を超えていきたいと思っているし、
超えられるときにこそ建築のおもしろさが爆発する気がしている。
想像の範疇を超えるということは、自分が知らなかったことを知るということだ。
となると、その過程=プロセスで、何にアンテナを張り、何と出会い、何に刺激を受けるかということが、
その建築にとっての一番の肝であるような気さえしてくる。
つまり、プロセスにこそ、建築としての作品性があるのかもしれない、と。


オンデザインは現在8名という決して大所帯ではない組織であるが、プロジェクトの性格に応じて、
たとえ非常に小さな建築であっても、想像の範疇をぐいぐい押し広げるために、対話の範囲を拡大することを辞さない。
その過程の選択肢を無限かと思えるほど広げて、その中から自分達の必要なものを選んでいくという手法に、
僕はある種の現代性を感じているし、それは、建築や都市を考える上でもそうである。


そして、対話の最も重要なパートナーは、クライアントということになる。
職種や環境、生活により彼等の価値観は当然のように、毎回異なるし、だいたいの場合、かなり具体的であるからおもしろい。
職業が写真家であれば、光に対しての形容詞が豊富で、要望にまで反映されるし、
果物を扱う職業であれば、打ち合せの話題は、季節や天気や温度に及ぶ。
そこで出会った言葉に反応し、それが具現化していくことに個の力を超えるデザインの面白さを見いだす。


そんな、プロジェクト毎の対話のプロセスで具体的な言葉を押し拡げ、そこでのコミュニケーションが白熱するほど、
お互いの共通認識とズレの双方が成長し、最終形の建物にその爪痕がしっかりと現れる。
僕はその状況と成果を毎回楽しみながら、遥か彼方から、スタート時に思い描いた想像の範疇を懐かしく思い返す。


このことは、僕やオンデザインの固有の作家性がないということにもなりかねない。
が、毎回異なるプロセスを辿り、新しい言葉を見つけ、プレゼンテーションでコミュニケーションを誘発しながら進むことこそ、
僕らの強みであり、より自由な作家性だと考えている。僕らはプロセスをデザインすることで舵をとる。
プロセスこそ、実現へ向かう確かな実感であり、成果物であり、重要な作品なのだ。


■賞歴

2000年 東京建築士会住宅奨励賞 西田邸
2000年 TEPCO快適住宅コンテスト入賞 西田邸
2001年 TEPCO快適住宅コンテスト入賞 ストリートインハウス
2002年 DANTOタイルコンテスト入賞 ストリートインハウス
2002年 日本建築学会作品選集 葉山の別荘
2003年 東京建築士会住宅賞 茅ヶ崎の家
2004年 街並み100選 西田邸
2004年 ForestMore2004優秀賞 辻堂の家
2005年 神奈川建築コンクール2005優秀賞 カレイドスコープハウス
2006年 グッドデザイン賞 伊豆アネックス
2007年 SDレビュー2007入選 GREEN DESTINATION
2008年 グッドデザイン賞 ムシェット夏の家